EDは英語でErectile Dysfunction(勃起障害)の略です。
EDは「全く勃たない症状」と認識している人が多いですが、中折れだったり「なんだか勃ちが悪い」といった状態もEDに含まれます。
そして年代別に見るとEDに悩んでいる人は、
- 40代の5人に1人
- 50代の2.5人に1人
- 60代の1.7人に1人
いるというデータがあります。
なのでもしご自身がEDだとしても確率的に言えば誰でも成りうるということになります。
EDについて紹介します。
EDは3種類に分類される
EDは大きく分けて3種類に分類されます。
- 器質性ED
- 心因性ED
- 混合性ED
1.器質性ED
器質性EDは血流や筋肉量、男性ホルモンなど、身体的な要素が原因のEDです。
基本的には50代以上のEDのほとんどが加齢による器質性EDです。
生活習慣の改善や栄養の摂取、筋トレなどで抜本的に改善していく必要があります。
2.心因性ED
心因性EDは、
「今日も勃たないかも・・・」
「勃たなかったらどうしよう・・・」
といった、心情から起こるEDです。
若年層のEDの場合は心因性であることが多く、妊活による妻からのプレッシャーでなる人もいます。
心因性EDは自分が何に不安を抱えているのかをまず知ることが大切です。
3.混合性ED
混合性EDは器質性EDと心因性EDが合わさったものです。
50代以上の器質性EDの人が、心因性EDにもなってしまうようなイメージですね。
両方の改善を根気よく行っていくしかありません。
EDの症状の例
EDには軽度のものから重度のものまでありますが、具体的には以下のような状態となります。
- 性行為のとき、ここぞというときに勃起が得られない。
- 勃起はするが、硬くない。また、勃起の持久力も弱い。
- オナニーは硬くなるけど、妻とのセックスの時に硬くならない。
- 特定の人(妻など)とのセックスだけ、勃たない。
- 手で触ったり刺激がある時は勃起が維持できるが、そうでないと萎えてしまう。
あの頃のようにしっかり勃たないかもしれません。
しかし生活習慣を見直したり、適度な運動を取り入れることで多くのEDは改善することができます。
まずはご自身がどのような状態なのか知ることからスタートしましょう。